生薬になじみのない方が多いと思います。
昔は、いろいろな効能を持った植物などを保存しやすいように乾燥して、必要な時に調合して飲んでいたわけです。時代とともに技術も進み、煎じた液からエキスを抽出する事が出来るようになり、ツムラなどのエキス製剤が作られるようになりました。インスタントコーヒーを作るのと同じ原理です。
いくつかの生薬を組み合わせた処方に名前が付いています。例えば「葛根湯」は
葛根(クズの根)麻黄(マオウという草の枝)桂枝(ニッキの木の枝)芍薬(芍薬の根)生姜(ショウガ)大棗(ナツメの実)甘草(カンゾウの根っこ)がまとまって葛根湯という処方になっています。
それぞれの生薬の分量は標準と言うのがありますが、さじ加減をするものです。煎じ薬なら加減することは自由自在です。
写真上の袋に、1日分の煎じ薬を入れて処方いたします。麦茶のパックと思って1日分をたき出します。内容にもよりますが、沸騰してからとろ火で30~40分くらいです。最終的に300~500mlくらい煎じ液が取れればOK。少なければ薄めてもかまいません、多ければ煮詰めるか、お茶代わりに飲んでも結構です。難しく考えずに一度チャレンジすれば煎じもそれほど大変ではありませんよ。
